活動報告「10周年記念事業」2023年10月7日(土) 校友会 龍Ron小町

10月7日(土)開催「10周年記念事業」活動報告

校友会 龍Ron小町 総会

京都本願寺北門法会館で龍Ron小町総会が行われました。
冒頭、松田会長から、昨年急逝された飯沼前会長へのお悔やみが述べられ、出席者全員で飯沼氏の功績を讃えました。
その後、奈良支部からは今年6月に開催した「支部設立20周年記念事業」薬師寺 食堂(じきどう)でのコンサート等の様子を、ハワイ支部からはズームを使った研修会などの様子について報告がありました。

『支部が元気であれば、校友会はますます発展する』との松田会長の言葉に呼応するように、各支部、趣向を凝らした企画を行っており、10年という節目を超えた今後も楽しみな龍Ron小町です。
午後は、同じく10周年を迎えた京都支部との共催事業として、西本願寺参拝、龍谷ミュージアム鑑賞、記念式典と楽しい時間が続きます。

京都市支部・龍 Ron 小町 10 周年記念事業 ~龍谷ミュージアム 見学編~

午後からは、同じく設立10周年を迎える京都支部と共同開催の事業が始まりました。
まずは、龍谷ミュージアムより学芸員の村松 加奈子 先生をお招きし、現在龍谷ミュージアムで開催中の特別展『みちのく いとしい仏たち』 ーユーモア溢れる民間仏にフォーカスした展覧会ー の意図や見どころを丁寧にご解説いただきました。

『みちのく いとしい仏たち』では、仏師ではない人々が仏像の表現のルールに縛られず作り上げ、長らく庶民の信仰の対象として村の祠などで祀られてきた民間仏の魅力を伝えています。今回の展覧会では青森・岩手・秋田の東北3県に伝わった約130点の仏像・神像をご紹介していました。

展示物を含めた館内撮影は残念ながらNGでしたが、おもわずほほが緩むような素朴であたたかな風合いの仏さまたちのどこかユーモラスでかわいらしいお姿からは、当時の人々の仏さまに対する素朴であたたかい信仰心が感じられました。ご興味のある方、ぜひ龍谷ミュージアムへお立ち寄りください。>> 龍谷ミュージアムHP

京都市支部・龍 Ron 小町 10 周年記念事業 ~西本願寺 参拝編~

龍谷大学校友会京都市支部・龍Ron小町共催の設立10周年記念事業に参加しました。
聞法会館での開会式を終え、青空の下、西本願寺 阿弥陀堂へ移動。
本堂 阿弥陀堂への団体参拝の後は、豪壮華麗な 書院(国宝鴻の間、国宝白書院、国宝黒書院他)と国宝 飛雲閣を約1時間かけてじっくりご案内いただきました(※国宝指定につき写真撮影は禁止とされています)。

金閣・銀閣と共に京都三名閣の一つに数えられる飛雲閣。金閣・銀閣と違い左右対称ではありません。
かつて滄浪池の中に建つ三階建ての飛雲閣までは、船に乗って池を渡る必要があったそうで、一階の船入の間から八景の間、招賢殿へと続く。風流ですね。
池に映る雲が、まるで空飛ぶ雲のように映ったことから、飛雲閣といったとか。
2階部分は歌仙の間。三十六歌仙の絵が配置されている。1階の招賢殿には貴人が座る上段、上々段の間がある故、位の高い人物の上に部屋を作ることができず、2階は1階より小さくなった。3階部分は摘星楼。当時3階建ての建物など滅多になく、夜空の星が摘めそうなほどの眺めを楽しめることからその名がついたとか。
同じく2階の歌仙の間にも上段の間がある為、その上に部屋を作れず3階が2階より小さくなり、結果的にこのような建物になったそうです。計算された美しさ。とても分かりやすいご説明で、皆さんと楽しい時間を共有することができました 。

このような貴重なお時間をいただき、龍谷大学 卒業生というご縁に感謝しています。

京都市支部・龍 Ron 小町 10 周年記念事業 ~祝賀会編~

場所をホテルグランヴィア京都に移し、京都市支部 龍Ron小町設立10周年祝賀会が開催されました。
司会は、稲畑さん(京都市支部)と大上さん(広島県支部 龍Ron小町)。
支部を超えたコンビが大いに盛り上げてくれました。
特に盛り上がったのは、ビンゴ大会。
賞品は政策学部、農学部、経営学部の学生が企画し作り上げたお米やお味噌、龍谷大学オリジナルグッズの数々。龍大を感じる色濃い豪華賞品が参加者80名全員に用意されていました。
最初にビンゴが当たった方の、ガッツポーズと満面の笑みに、会場も湧き上がりました。

初めてお会いする方なのに、懐かしい友人に会うような、そんな気持ちになる…。校友って、不思議な関係だといつも思います。
同じ龍谷大学の卒業生だということが、大いなる安心感になっているのでしょうか。個々の力を集結した愛ある祝賀会だったと感じています。

龍谷大学校友会は、世代を超えて卒業生が集い、情報交換や出逢いを喜び、助け合うそんなコミュニティーの一つであるよう、これからも新しい活動のアイディアをどんどん提案していきます。

ぜひ、皆さんのご参加をお待ちしています。