校友クローズアップ 橋本 麻愛さん

2023年9月掲載
※所属・役職・記載内容等は掲載時期のものです

校友クローズアップ

誰かのターニングポイントを創造していきたい

教育系スタートアップ タイガーモブ株式会社
橋本 麻愛さん
(2020年 国際学部卒)

校友会報 第97号(2023年9月発行)より

校友クローズアップ 橋本 麻愛さん

龍谷大学国際学部を志望した理由は、様々な宗教について学べるのではないかと思ったからです。当時は英語も苦手で、海外志向の学生ではなかったのですが、グローバルキャリアチャレンジプログラムに参加し、ワークショップを通じて違う学部の方と知り合える機会をもつことができました。その時に出会った先輩の思いに衝撃を受け、こんな人になりたいという強い憧れが生まれました。もともと負けず嫌いの性格でしたし、自分の生きた証や社会での存在意義を確かめたいという想いを持ち続けており、留学を決意しました。

◆カナダに留学して

カナダに留学してまず思ったのは、日本とは違い多文化共生社会を実感できることでした。日本ではまだ日本人が中心の社会ですが、そういうバックグラウンドを敷かれていない社会で、自分の色を持ったまま自分らしさを追求できるまるでモザイクのような社会に魅了されました。
留学から日本に戻るとコロナ禍で、計画していたアメリカ留学もできず、オンラインの生活に。でもそれが改めて自分の人生を考える期間になったと思います。卒業後には紛争解決に特化したNPO団体でインターンシップに参加し、オンラインで活動することも経験しました。
海外での一人暮らしは、自炊も初めてのことで、すごく良い経験になったと思います。現在はカナダに拠点を移し、カナダからフルリモートでタイガーモブで仕事をしています。
現在の仕事は世界45ヵ国でのインターンの紹介や海外への挑戦を後押しをするだけでなく、教育機関や一般法人で、グローバルな人材やリーダーの育成などにも携わっています。

◆今後の夢

大学在学中を含め、人との出逢いが今の自分に繋がっていると思います。私の恩師である大学時代の教授は、私が何かに挑戦するときに完全肯定で私のことを応援してくださいました。
その経験から、私も将来は大学教授として学生の挑戦を応援し可能性を広げるお手伝いができる人間になりたいと思うようになりました。誰かのターニングポイントを創造し後押しすることに携わっていきたいと思います。

校友クローズアップ 橋本 麻愛さん
タイガーモブのメンバー

橋本 麻愛(はしもと・まい)

20年国際学部国際文化学科卒業。在学中にカナダへの留学を経験。卒業後はテロ・紛争解決に特化したNPO団体で1年間のインターンを経験。その経験から教育が世界平和を目指すうえで重要なカギになると実感し「教育」に強い興味を抱く。
現在は「次世代リーダーの創出」をミッションとするタイガーモブで、多くの人の「人生のターニングポイント」を創造すべく活動中。