龍谷大学校友会では、1990年から毎年1度、社会に貢献し顕著な業績をあげた校友会員(卒業生)に対し「龍谷賞」「龍谷奨励賞」と、校友会員に限定せずに顕著な活動をされた方へ「龍谷特別賞」を贈っています。
林家 染二氏は今年度芸歴40周年を迎えられ、日本最大の芸術祭典「第75回文化庁芸術祭大賞大衆芸能部門」で大賞を受賞されています(2020年度)。滑稽噺・芝居噺・人情噺など幅広い高座は人への優しさと温もりにあふれ、芸の研鑽を積みながら、落語という分野で長年にわたり日本の芸術文化の発展に貢献されてきました。また、龍谷大学校友会事業への積極的な参画や、本学及び京都大学をはじめとする複数の大学で特別講義などを続けられておられ、その功績が賞賛されています。
この他、顕著な業績をあげ、将来を嘱望される会員に対して贈呈される龍谷奨励賞の式も行われます。今年度は、地歌箏曲、平曲奏者の菊央雄司氏(1999年経済学部卒)、女子バレーボール日本代表の福留 慧美氏(2020年 経済学部卒)の2名が受賞しました。
贈呈式では、ホームカミングデーと同日で開催し、多くの卒業生が集まる場で、顕著な業績を上げた卒業生の功績を称え励ますとともに卒業生個々の励みになる機会とします。
贈呈式概要
日時
2024年11⽉3⽇(日) 11:00~11:50
場所
龍谷大学深草キャンパス 顕真館
受賞者
「龍谷賞」
・林家 染二(本名:吉田 忠史 氏)(落語家/1985年法学部卒)
「龍谷奨励賞」
・菊央 雄司 氏(本名:小川 雄司 氏)(地歌箏曲、平曲奏者/1999年経済学部卒)
・福留 慧美 氏(バレーボール選手/2020年経済部卒)※
※授賞式当日は欠席(代理人が出席予定/ビデオメッセージあり)
「龍谷特別賞」
2024年度は受賞者なし
備 考
当日、林家氏による寄席の踊り「かっぽれ」の披露及び、菊央氏による「地唄」の披露を予定しています。
受賞者の紹介
龍谷賞
林家 染二 (はやしや そめじ)
本名:吉田 忠史(よしだ ただし) 氏
(落語家/1985年 法学部卒) 芸歴40周年を迎え、日本最大の芸術祭典「第75回文化庁芸術祭大衆芸能部門」で大賞を受賞(2020年度)。滑稽噺・芝居噺・人情噺など幅広い高座は人への優しさと温もりにあふれ、芸の研鑽を積みながら、落語という分野で長年にわたり日本の芸術文化の発展に貢献してきた。
龍谷奨励賞
菊央 雄司(きくおう ゆうじ)
本名:小川 雄司 氏(地歌箏曲、平曲奏者/1999年経済学部卒)
演奏家として、日本の伝統音楽を継承し、その普及・啓発に貢献する業績などから、「2023年度文化庁芸術選奨新人賞」を受賞。 豊かな音楽表現と確かな技量は、地歌・箏曲を中心にした伝統音楽のみならず、現代邦楽やオペラ、和太鼓等、幅広いジャンルでの活動にも注目されており、国内外で日本文化の魅力を広めている
龍谷奨励賞
福留 慧美(ふくどめ さとみ) 氏
(バレーボール選手/2020年経済学部卒)
龍谷大学体育局女子バレーボール部主将としてリベロで活躍。粘り強いディフェンスが評価され、2022 年に日本代表に初選出される。2024 年「FIVB バレーボールネーションズリーグ2024」においてレギュラーとして準優勝に貢献、第33 回パリオリンピックにレギュラーとして出場。2024年9 月からは、イタリア・セリエA 女子ミラノに所属。