活動報告「第10回総会」2025年11月2日(日)校友会 龍Ron小町

龍Ron小町 第10回総会 集合写真

11月2日(日)、第10回龍Ron小町総会を深草キャンパスにて開催しました。
今年度は初の試みとして、龍谷祭で賑わうホームカミングデーの日に実施し、多くの皆さまにご参加いただきました。

総会では、3支部(広島県支部、香川県支部、愛媛県支部)合同で開催した「瀬戸内会」について、愛媛県支部の担当者より報告があり、参加者の今後の活動に参考となる内容でした。
総会後は、今年度は、阪神・淡路大震災から30年という節目にあたることから、「防災」をテーマに各種イベントを実施いたしました。

講演会>

日常生活での防災意識の高め方や、地域や周囲との連携について考え学ぶ場として、防災に携わる龍谷大学の先生お二方の講演を実施しました。

①「防災から備えるために-龍谷大学での防災の実践を通じて-」
  講師:石原凌河先生(龍谷大学政策学部 准教授)

②「『こころの距離』を越える支援とは ― 被災地に向き合う学生たちのまなざしから ―」
  講師:滋野正道先生(龍谷大学心理学部 講師)

先生方のご講演では、大学生という次世代を担う若者を導き、共に被災地で支援活動を行うことで、学生にとって実践的な学びの機会を提供するとともに、責任感や協働の精神を育む貴重な機会となったことが語られました。
また、現地で共に活動することは、被災地における社会的な孤立を防ぐ効果もあり、その意義の大きさに感銘を受けました。 多様な人々が暮らす社会において、緊急時に確実に情報を伝える手段などの大切さを改めて考えるきっかけとなる講演でした。
また字幕システムと手話同時通訳を取り入れ、進化する龍大を肌で感じることができました。

<ワークショップ>

被災地でのボランティア経験を持つ学生の報告に続き、「ボランティアNPO・活動センター」所属の学生による防災ワークショップを実施しました。
ワークショップでは、避難所でも使える新聞紙スリッパ作りを体験。
学生お手製の防災クイズも用意され、大人から子どもまで楽しみながら防災について学ぶ時間となりました。

<龍Ron cafe>

講演会後には、龍Ron cafeを開催しました。
学生ボランティア団体「のとコネクト」がセレクトした、能登地方を中心とした石川県の物産などを提供し、購入を通じて被災地支援にもつながる取り組みとなりました。

参加者同士が近況を語り合い、情報交換を行うなど、温かい交流のひとときとなりました。