京料理を満喫 こだわりは旬の鮮魚 大将のおまかせコース
11:30~14:30、17:00~22:00 月曜日(終日)、火曜日は昼のみ ※要予約
地下鉄烏丸線今出川駅から徒歩20分。市バス今出川大宮停か今出川浄福寺駅より徒歩2分
075-432-2202
京都の呉服問屋の町として知られる西陣に隣接する「旬菜・咲や」は、小村(旧姓糠野)永未子さんが女将をつとめる。
文学部日本語学科卒で、糸井通浩ゼミの出身。卒業後、(財)京都日本語教育センターに日本語の先生として在籍。その後、小村軍次さんと知り合って結婚し、08年7月に二人でこの店を開いた。 場所柄、西陣の旦那衆の舌を満足させなければならない。軍次さんがとくにこだわるのが「鮮魚」である。
たとえば大分産の関サバであったり、天然の寒ブリ(冬場)であったり――こうした旬の食材を中心とした京料理を驚くほどの低料金で満喫できるのが、「咲や」の最大の魅力だろう。
人気が集中するのが、「大将のおまかせコース」(一人5,000円)。
ちなみに2月のコース内容は「三種の旬菜・鱈のこと旬野菜たき合わせ・鮮魚5種の造り・マナガツオ西京焼・桜海老とじゃがいものかき揚げ・穴子のしゃぶしゃぶ・とり貝の酢みそ・サバ寿司・デザート」(季節により変更)また、永未子さんは日本酒ソムリエ「きき酒師」で、その日の料理にあったお酒のアドバイスも的確だ。取材に訪れたのは祝日だったが、11のカウンター席と8席の座敷は満杯だった。必ず事前予約を。
[京都] 小村 永未子 コムラ エミコ
文学部 日本語学科 1997年卒 糸井 通浩ゼミ