専立寺は鎌倉時代に、仏教改革の灯をかかげ、真実に照らされたありのままの自己を見つめ、やがて仏となることを信じ、お念仏とともに力一杯に生きぬき、90年の生涯を送られた親鸞聖人の教えを今日の混迷の時代に伝えるお寺です。
さらには「社会に開かれた寺院」という趣旨を重視し、脇屋大樹住職は奈良少年院篤志面接委員として、脇屋眞一前住職には45年間に渡って奈良少年刑務所教誨師としてのボランティアをつとめてこられました。
境内や施設は、広く地域や文化活動に提供して地域住民交流の輪を広げています。
地域と共にある専立寺の姿は、多くの方から“高田の御坊さん”として親しまれています。
[奈良] 脇屋 大樹 ワキヤ ダイジュ
文学研究科 文学研究科博士後期課程真宗学専攻 2009年卒