中央仏教学院は、大正9年(1920)にまことの念仏者となる住職の育成を目的として、京都府の許可を得て創設され、令和3年(2021)には100周年を迎えました。卒業生は、12,000人を超え、宗門の内外で活躍しています。
本学院には、研究科、本科、予科の三科があり、親鸞聖人の精神を体した実践力のある僧侶を育成するため、真宗僧侶として欠かすことのできない教学・伝道・勤式の三分野の勉学に注力しています。
本学院の本科は、浄土真宗本願寺派の「得度講習会及び得度考査免除教育機関」、「教師養成施設」として認定されており、本科生は、得度講習会、得度考査、教師教修出額資格試験講習会が免除されます。
さまざまな年代、地域の学院生が同じ教室で学び、互いに刺激を受け合い学び合う中央仏教学院の独特な学風となっています。
2020年度からのコロナ禍においては、オンライン授業の実施、分散登院、登院時の密集の回避など、さまざまな対策を取りながら、たゆまない僧侶教育を続けています。
[京都] 北塔 光昇 キタヅカ ミツノリ
文学研究科 1974年卒