7月10日(土)から8月22日(日)まで開催している龍谷ミュージアムの特別展示 シリーズ展10「仏教の思想と文化―インドから日本へー「釈迦信仰と法華経の美術―岡山・宗教美術の名宝Ⅱ」の関連イベントで理工学部同窓会が後援をしているイベントを紹介します。
★古典籍・文化財デジタルアーカイブセンター(DARC)に所属する、先端理工学部の教員が、龍谷ミュージアムにおけるイベントを企画しました。
本イベントでは、文化財の保存修復に関わる、先端理工学部の研究活動の一端をご覧いただけます。
また、お気軽に親子連れで参加いただけるイベントとなっております。
龍谷大学の卒業生の皆さんのお越しをお待ちしております。
●開催日時
2021年8月3日(火)~8月9日(月) 10:00~17:00
*3日~6日:展示のみ
*7日~9日:ワークショップや展示説明、虎の間の展観を実施します。
●イベント内容
1) 西本願寺虎の間の障壁画は、どのように蘇ったのか。
文化財修復の専門家と、大学の教員が協力した、西本願寺の虎之間にある杉戸絵の修復の過程を、パネルや製作物を用いて展示します。
2) ワークショップ(8月7日~8月9日:事前申込が必要)
鉱石から日本画の絵具を作るまでを体験いただけるワークショップを企画しました。親子で気軽にご参加いただけるようなワークショップです。
3) 日本画の原料や作り方を知る
日本画の絵具の元となる鉱石を触ったり、ルーペで観察して頂けます。同じ鉱石から作った絵具でも、鉱石の砕き方(粒子の大きさ)で発色が違います。顕微鏡で砕いた鉱石を観察することもできます。
4) 文化財の保存修復に関する研究を知る
グループC(先端理工学部 藤原学・小川圭二)の研究内容を、ポスターや展示物を使って紹介します。
5) 西本願寺の虎の間の拝観(8月7日~8月9日:事前申込が必要)
展示で知ったことが実際にどのように使われているのか、本物の文化財とはどんなものなのか、解説を聞きながら展観頂けます。親子連れでもご参加できます。
詳細は、以下のリンクをご確認ください。
【展覧会特設サイト】https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2021/series_10/
【お申し込みサイト】https://pro.form-mailer.jp/fms/67d84a58229813
企画:
龍谷ミュージアム
古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター兼任研究員 森 正和(先端理工学部)
展示協力:
古典籍・文化財デジタルアーカイブ研究センター兼任研究員 藤原 学、小川 圭二(先端理工学部)
有限会社 川面美術研究所(下絵・模写工程画)
後援:龍谷大学理工学部同窓会