校友KIKOU 自分を信じて進めば何事も乗り越えられる

校友KIKOU 釋 真盛 師
校友KIKOU 釋 真盛 師

釋 真盛
浄土宗西山禅林寺派総本山 永観堂 本山部長

卒業年、卒業学部 1992年・文学部
所属ゼミ 入澤崇ゼミ

学生時代の思い出

 実家がお寺でしたが、元々「お坊さんになろう」と思って龍谷大学に入学した訳ではありませんでした。それでも卒業論文を私なりに頑張って書き上げ、当時担当されていた入澤先生から最優秀だと言っていただきました。実は私は、龍谷大学現学長の入澤先生が3回生を担当し始めた最初の年のゼミ生徒で、そのゼミから最優秀である自分と3番目に優秀な学生がもう1人出たと聞いています。つまり入澤学長がいま学長に就いておられるのは、優秀な学生であった私たちのおかげなのだと考えております(笑)。

 冗談はさておき、当時の大学で入澤先生のゼミの担当は、直前まで「X」とされており、誰が担当するかも分からない謎に包まれたゼミとして学生の中では話題になっていました。何事にも未知なものを選ぶ癖のある私は、当然のようにその謎のゼミを選びましたが、良いゼミに入れたと今でも思っています。

 大学卒業後は、「博士号を取得したら家(お寺)を継がなくてもいい」という父の意向があり、大学院へ進みました。結果的に博士号は取得しませんでしたが、文学部の大学院修士課までは龍谷大学に在籍していました。修士課程修了後、僧侶の資格所得のために京都西山短期大学に入学し、また龍谷大学で教員免許を取り直しました。京都西山短期大学を卒業後、同大学で講師と教務課の兼務という形でお世話になっていましたが、前住職の父親が亡くなったため退職し、永観堂図書に非常勤で、お世話になることになりました。本山部長としてこちらに来たのが去年の7月でしたのでようやく1年たちましたが、今でも京都西山短期大学や僧侶を養成する修学院で講師を務めています。

“今”を生きる人たちに向けて

 大抵のことは「なんとかなる」でなんとかなります。自分が「アカン」と思ったらそこで終わるだけなので、諦めずに自分を信じて進めていけば大抵の苦境は乗り越えられます。つまり、“なんとかなるように”意志を持って進めていっていれば、おのずとなんとかなる。どうか自分を諦めずになんとかしていってほしいと思います。