校友KIKOU 「奈良県支部設立20周年記念事業」コロナ禍を経て、再会の喜びと感謝に溢れた1日

2023年8月掲載
※所属・役職・記載内容等は掲載時期のものです

校友KIKOU 奈良県支部設立20周年記念事業

台風2号の影響による大雨に見舞われた翌日は、雲一つない青空。快晴の中、龍谷大学校友会奈良県支部の20周年記念事業は、朱赤の伽藍が映える薬師寺にて開催されました。薬師寺では、12年の歳月をかけて大修理が行われ、現存する平城京最古の建物でありこの4月に落慶法要が厳修されたばかりの東塔に、悠久の時を感じます。

4年ぶりの対面開催の総会には、約80名の校友の皆さまが参加されました。

総会の後、マンドリンオーケストラOBOG会&現役生の演奏、卒業生の三浦明利さん(2011年文学研究科修了)の歌とお話、締めくくりには、マンドリンの音色と三浦さんの歌声に合わせ、皆で「学歌」を歌いました。

奈良県支部の役員の方々のおもてなしの言葉、マンドリンの音色、三浦さんのやわらかい歌声…全てが「やさしさ」にあふれた20周年記念事業。企画や運営をされた奈良県支部及び校友会長代理で出席された本部の皆様にお話を伺いました。

【奈良県支部:布谷さん(マンドリンオーケストラOBOG会】

コロナ禍のたった数年で社会は大きく様変わりしました。私が青春時代を過ごしたクラブも活動ができず、部員数が激減。集うことが難しい時代の学生さんたちの生活を思うと、胸が締め付けられました。

奈良支部20周年事業も、3年の延期を経て、薬師寺食堂(じきどう)という素晴らしい空間で対面開催の運びとなりました。ふと、「歌とマンドリン、若さと伝統の化学反応」→「きっと未来に繋がるイベントになる」、そんなイメージが浮かび、「龍Ron小町の企画としてお招きしたかった支部会員でもある三浦明利さんと一緒にマンドリンの後輩たちも演奏できないか」と相談、検討し、奈良県支部メンバーの強力なサポートで実現しました。このような機会とご縁をいただきました関係者の皆様に、心より御礼申しあげます。

【奈良県支部:吉岡さん】

この3年間は、コロナ禍で個々人での活動が多く、どこか寂しさがありましたが、「龍大卒」「奈良」をキーワードに居場所を感じられた1日でした。

初めはLINEグループを作るのもやっとだったのが、どんどんLINEで会話を展開される先輩方のお姿は終始圧巻で、素晴らしかったです。

【本部役員、奈良県支部:稲野さん】

贅沢な時間でした。奈良県支部顧問・山田長老による食堂のご紹介からスタートし、阿弥陀さまに見守られながらの総会の後には、法話と歌とマンドリンが融合したコンサートに大感動。心が満たされました。

会場も内容も奈良支部だからこそで、奈良の地と人とが持つ力を感じました。