校友KIKOU　20年、30年後も愛されるお店を目指して

20年、30年後も愛されるお店を目指して

学生時代は、経営学部で 経営学研究会というサークルに所属し、ザ・経営者街道まっしぐら！といった道 を歩んでおりましたが、当時の私は経営者になることは考えていませんでした 。
周りには 、会計ゼミ所属や簿記の資格を取得していた友人が多かったので、銀行関係に進路を選ぶ人が主でした。そのような環境の中、私は大学3年生の時に 始めたショットバーでのアルバイトがきっかけで、飲食業界への就職を決めました。その会社では、店長経験をさせていただき、ソムリエの資格も取らせていただきました。
飲食経営のノウハウを学び2007年に退職。そこから独立準備に入り2009年に新宿御苑前で「関西酒場らくだば」というお店を開店させることができました。
そこでようやく「経営」を学んだことの「実践」をするわけですが、初めての経験で右も左もよくわかない。経営者 １年目はとにかく働きました。2年目もとにかく働きました。3年目もとにかく働きました。10年くらいたったら、ゆっくりできるかなぁと思いましたが、コロナ禍 に入りさらに厳しい局面を迎えました… 。
しかし、 常連さんの支えもありなんとか耐え忍び14年目に入った今もとにかく働いております（笑）。
紆余曲折ありましたが、こうして今なお営業ができているのは、お店に足を運んできてくださったお客さまが常連のお客さまになっていただけるよう、一人ひとりのお客さまを大切にしてきたからだと思っています。
コロナ禍 で思うように営業できない中、苦しんでいた時にその常連さんたちの応援や支援をいただけたことは一生忘れません。これからもお客さまを大事にしていき20年30年愛されるお店づくりをしていくことが今の夢であり目標でもあります。
龍谷大学校友会の皆さま にもよくお店をご利用していただき、日頃より感謝しております。これからも校友生集いの場として活用いただき、さらにこの絆が強まり、少しでも校友会の皆さまのお役に立てられることができたら 幸いです。
今後とも、関西酒場らくだば 井之口豊をよろしくお願いします。