寺院

浄土真宗本願寺派 千葉山安楽寺

豪壮な山門が朱塗りであることから、赤門寺の名で親しまれています。また、本格的な能舞台を備えている県内唯一のお寺としても有名です。
もとは真如寺(しんにょじ)と称した天台宗の四国総録〈統轄〉でした。鎌倉中期の正元元年(1259)、関東から関東の豪族であった千葉彦太郎常重が入寺し、浄土真宗 安楽寺と改め現在に至っています。
阿波の守護職 小笠原・細川・三好の各国主と姻戚関係を結び、庇護をうけて寺勢を拡張し、阿波・讃岐・淡路の各地に寺院を創立し、四国における最古、最有力の真宗寺院として栄えました。
藩政時代にも、藩主の優遇のもとに繁栄を続け、江戸時代の末寺帳によれば、その中期には、阿波に21、讃岐に50、伊予に5、土佐に8、計84か寺の末寺があったということです。
第12代龍谷大学千葉乘隆学長は、27代目の住職です。

[徳島] 千葉 昭彦 チバ アキヒコ
経済学部  経済学科 1969年卒 豊崎 稔ゼミ