聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場
9:00~17:00
阪急宝塚線中山観音駅下車 北へ徒歩1分
0797-87-0024
北摂の地に紫雲たなびくといわれる中山寺は、聖徳太子の創建によるわが国最初の観音霊場です。第十四代仲哀天皇の先后大中姫(さきのきさきおおなかひめ)、その長子麛坂皇子(かごさかのおうじ)、弟忍熊皇子(おしくまのおうじ)の追善供養のため、あるいは聖徳太子、蘇我馬子との政争に敗れた物部守屋の霊を鎮めるために建立されたと伝わっております。
奈良時代には大小多数の堂塔伽藍を備えた高野山や比叡山に匹敵する大寺院であったと伝わり、『続日本紀』にもその名を見ることが出来ます。幾度の兵火や天災に見舞われながらも、源氏や、豊臣家、徳川家など時代の有力者たちの熱心な信仰と寄進によって現在の伽藍が形成され、一四〇〇有余年の法燈を守り続けています
[兵庫] 今井 淨圓 イマイ ジョウエン
文学研究科 博士課程単位取得 1989年卒 北畠 典生ゼミ 仏教青年会