中国は天津地方の、天津包子(テンチンパオツー)と呼ばれる饅頭を、味・名称ともに日本人に馴染む物にしようと考え『豚饅頭(ぶたまんじゅう)』を生み出したのが”元祖豚饅頭の店”、老祥記だ。 『南京町のぶたまんじゅう屋』と呼び親しまれてきた老祥記。『老祥記』という名で広く知られるようになったのは最近のこと。 開店当時は中国の船員さんが故郷の味を求めて集まる憩いの場でもあった。 現在は店の前に広い通りがあり南京町広場はたくさんの観光客や催し物でにぎわっている。 店主は三代と続いているが、お客さんの中には四代にわたってごひいきにしてくださる方もいる。
[兵庫] 曹 英生 ソウ エイセイ
経営学部 1979年卒 林昭ゼミ・政岡光宏(プレゼミ) ESS