寺院

浄土真宗本願寺派 光雲山 明圓寺

当寺は元祐教師によって創建され、第3世泰円のとき、明暦4年(1658)良如上人より蓮師御影をうけ、第4世孝意は延宝3年(1675)寂如上人に願って祖師、太子、七高僧の御影を、続いて同8年には木仏の下附をうけて寺号の公称を許された。
明治7年(1874)佐賀戦争の兵火によって本堂、庫裡を焼失したが明治12年(1879)第14世靈妙によって4年の歳月をかけて同16年現在の本堂が再建された。
7間4面の見事な本堂は当時建築の最高の技術が施されている。幸いにして本尊は、焼失を免れ現存している。  

[佐賀] 西谷 浩暢 ニシタニ ヒロノブ
文学部 1989年卒