寺院

浄土真宗本願寺派 慶崇寺

慶崇寺の起源は、平安時代中期に安楽三十坊が現在の福井市堅達町に建立されたことによる。安楽三十坊は天台宗の寺院集団で、堅達町の名前の由来も、天台宗の経文の中にある仏教用語だといわれている。1390年頃、比叡山の論争の影響で、安楽三十坊も衰微したが、主領寺である安楽院や地蔵院は残ったという。 天台宗の寺院として維持されていた安楽院(慶崇寺の前身)だったが、1464年、加賀山中において蓮如上人の高徳に帰依して、浄土真宗に改宗した。この時の住職が、初代了正である。三年後の1467年に、堅達町のすぐ近く、現在の福井市坂下町に寺基を移転した。しかしその後、戦国の動乱にまき込まれ、困難な時代が続く。 

[福井] 堅達 俊英 ゲンダツ シュンエイ
文学研究科 1990年卒