龍谷賞 2024年

吉田　忠史 氏
1985年 法学部 卒業

【主なプロフィール】
芸名：林家　染二
1961年９月生まれ（大阪府在住）
落語家

【受賞理由】
日本の芸術文化の発展に寄与する日本最大の芸術祭典2020年度「第75回文化庁芸術祭賞大衆芸能部門」で大賞を受賞。今年度、芸歴40周年を迎える。
長年にわたり、校友会本部、学部同窓会、地域支部などの事業への積極的な参画や、本学および京都大学をはじめとする複数の大学で特別講義などを続けている。
滑稽噺・芝居噺・人情噺など幅広い高座は人への優しさと温もりにあふれ、芸の研鑽を積みながら、落語という分野で日本の芸術文化の発展に寄与する日本最大の芸術祭典での大賞受賞は社会的にも大きい。

小川　雄司 氏
1999年 経済学部 卒業

【主なプロフィール】
芸名：菊央　雄司
1977年３月生まれ（大阪府在住）
地歌箏曲、平曲奏者

【受賞理由】
演奏家として、日本の伝統音楽を継承し、その普及・啓発に貢献する業績などから、「2023年度文化庁芸術選奨新人賞」を受賞。豊かな音楽表現と確かな技量は、地歌・箏曲を中心にした伝統音楽のみならず、現代邦楽やオペラ、和太鼓等、幅広いジャンルでの活動にも注目されており、国内外で日本文化の魅力を広めている。
地歌発祥の地である上方を拠点とし、地歌舞地方（じかた）としての舞台やテレビ出演なども通じて、伝統音楽の未来を担う貴重な存在として期待されている。

福留　慧美 氏
2020年 経済学部 卒業

【主なプロフィール】
1997年11月生まれ（イタリア在住）
バレーボール選手

【受賞理由】
龍谷大学体育局女子バレーボール部主将としてリベロで活躍。粘り強いディフェンスが評価され、2022年に日本代表に初選出される。2024年「FIVB バレーボールネーションズリーグ2024」においてレギュラーとして準優勝に貢献、第33回パリオリンピックにレギュラーとして出場。在学生、教職員、校友にはもちろん、多くの人々に感動と勇気を与えた。
2024年９月からは、イタリア・セリエA女子ミラノに所属。今後、ロス五輪を見据え、海外へ挑戦するチャレンジ精神は称賛に値する。